エアコンからの異臭、においの原因


エアコンの異臭の原因は大きく3つになります。

①室内機の汚れ ファンについたカビなど
②モーターの焼損 冷媒ガスの漏れ 焦げ臭い匂いなど
③外的な要因 下水の匂いやおしっこの匂いなど

 室内機の汚れ
熱交換器


エアコンの臭いはカビやほこり、台所の油分などからおこります。
エアコン洗浄をしても改善しないとの相談も多いのですが、
その場合は徹底的にばらして、クリーニングするしかありません。

外人住宅などで変わったペットを飼っていたなど特殊なケースでは
壁紙などへの匂い移りなどがあり、解決の難しい場合も多くあります。

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壁に掛けたままの洗浄でだめなら、室内機を外して洗います。

室内機の勾配が適切でなく、ドレンパンに水がたまっているような場合は、
すぐにカビの匂いやファンの汚れが付着する場合もあります。

 モーターの焼損やガス漏れ
ファンモーター


ファンモーターや基板が焼損し焦げ臭いという事例はあまりないですが
ネズミが齧ったり、猫のおしっこ 害虫の入り込み、クリーニングの水分
などが原因でおこることがあります。

ただし、エアコンクリーニングの直後は要注意。
焦げ臭い臭いなど感じたら、使用を停止しメーカーに連絡してください。
リコール情報なども確認してください。

エアコンのガス漏れはほとんど匂いません。
(冷蔵庫のガス漏れは匂います)

エアコンガスの中毒の可能性は低いのですが、
大量に漏れ、火気が近くにある場合のみ中毒の恐れがあります。
台所のエアコンなどがガス漏れ起こすと危険性があります。

 エアコン以外の外的要因
最近の住宅は気密性が高まり 24時間換気もおこなわれるため
住宅内部が負圧になることがあります。

負圧になるとドレンホースから排水の臭いが入ってくることがあります。
トイレを流す時に臭ったり、洗濯機などからも臭うこともあります。

猫ちゃんがマーキングでエアコンにおしっこをかけてることもありました。