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室内の温度計と設定温度が違う
エアコンがどこで気温を計っているか?
室内機のサーミスタです。
(リモコンでも計っている機種有り)
エアコンはフィルター辺りの気温を計っています。
温度計を室内機に載せてみると 高い温度がでることでしょう。
温度計が設定温度より高くなる場合と
低くなる場合を考えていきます。
エアコンの温度設定より室内の温度計が高い
エアコンの設定温度を下げると室温が下がるなら
大きな故障ではありません。
エアコンの温度設定を下げても
室温が下がらないようなら故障か 容量不足です。
くわしくはエアコンの故障判定へ
容量不足とは冷やす能力が不足していることです。
(例えば6畳用エアコンを12畳につける)
ただ、6畳に6畳用エアコンをつけても
西日があたったり、人が多く出入りしたり
すると容量オーバーになります。
カーテンやすだれを施したり
窓に遮熱シートを貼ったりして
なるべく中の冷たい冷気を逃がさないようにしましょう。
フィルターやファンの汚れのため
エアコンの能力を発揮できないこともよくあります。
室外機が狭い場所 日のよく当たる場所 風が強い場所
など熱交換に不利な場所にあると
冷えや暖まりが悪くなります。
エアコンの温度設定より室内の温度計が低い
あまり気にすることはないと思います。
先ほども話したとおり、温度を計っている場所も
違うので、こういうこともあります。
温度計が直接冷気にあたるところにある場合
10℃くらい下がることもあります。
あまりにも温度が違う場合
サーミスタの故障も考えられます。
加湿しても室内の湿度計が上がらない。
帰宅時 暖房と加湿を開始
帰宅時 気温5℃ 湿度30%
1時間後 気温18℃ 湿度28%、
湿度があがっていない。
加湿できていない。どういうこと?
と言われることがあります。
ポイントは気温が上がると、
空気中に含むことのできる水蒸気
が増えるということ。
加湿によって水蒸気量はふえているのですが、
気温が上昇したため、湿度計は同じ20%
ということになります。
気温が上昇すると空気が含むことのできる
水蒸気量が増えるため同じ水蒸気量なら
相対湿度は低下します。
気温が上がり、相対湿度の%が変わらなければ
加湿できていることになります。