エアコンをつけるとブレーカーが落ちる

ブレーカー


エアコンをつけるとブレーカーが落ちる。

①コンセントを入れた時に落ちる時は
 室内機が不具合が多いです。

②リモコンでONにした時に落ちる時は
 室外機、VVFの電線の不具合が多いです。

③ブレーカーの容量オーバー・ブレーカーの故障

この3つの原因が考えられます。

コンセントにプラグをいれた時にブレーカーが落ちる
基本的にエアコンが過電流を感知しエラーで停止します。
ブレーカーが落ちることはありません。

室内機基板


ブレーカーが落ちることは外的な要因が主になります。

室内機の場合は基板内部にネズミや虫が
侵入することによるショートや断線による不具合

エアコンクリーニングの水分の侵入が原因となります。
基板が故障していることが多いです。

交換費用(概算) 修理時間 40分程度

基板(10000円) 
工賃(8000円) 程度

エアコンをONにするとブレーカーが落ちる
室外機基板


ONにして直ぐにブレーカーが落ちる場合は
室内機の可能性が高く、
ONにした後、少し経ってから落ちるようなら
室外機の可能性が高いです。

室外機・VVF線の漏電・過電流によるブレーカー落ち

漏電によるブレーカー落ちは、ほとんどが室外機です。
VVFの渡り線を外し、絶縁抵抗計にて調べていきます。

多いのは、コンプレッサーや電磁弁のコイル関係。
水に浸かっていたりもします。

VVFケーブルを室外で継いだ場合、
数年後に通信異常やショートをおこすことが有り。

雨の日に漏電で落ち始めるのは、
コンプレッサーの絶縁不良も多いです。

過電流時同様にヤモリが筐体に接触しながら、
お亡くなりになっていることも多いです。

室外機基板


基板につながっている全てのコネクタを外し、
一つ一つ差し込み直していきます。
ブレーカーが落ちたコネクターが原因の部品となります。

交換費用(概算) 修理時間 40分程度

電磁コイル(5000円) 
工賃(8000円) 程度

コンプレッサーなど冷凍サイクルは高額修理になります。

ブレーカーの容量オーバー・故障
電子レンジやドライヤーを同時に使い
容量オーバーでブレーカーが落ちる。
故障ではありません。
容量のアップする電気工事が必要です。

ときおりブレーカー自体が故障する時があります。
微妙な故障で10Aくらいで落ちたりもします。

なんか変だなと思ったら、
クランプで電流値は見ておいた方がいいでしょう。